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突然ですが、なんだか最近、嬉しいニュースが立て続けにありました。
一つ目はNARのホームページで見つけたこんなニュースです(以下、NARの公式HPより転載)。
「NAR地方競馬全国協会は、6月16日(月)、NAR会議室で臨時短期免許試験を行い、現在オーストラリアで活躍中の富沢希(とみざわ
のぞむ)騎手に6月18日(水)から8月17日(日)までの2カ月間の短期免許を与えた。」
富沢騎手は1999年にオーストラリアで騎手免許(Cライセンス:見習騎手)を取得したことで話題になった騎手です。騎手になりたかった彼はJRAの騎手候補生試験を受験、残念ながら涙を飲むと、なんと単身渡豪してトレーニング・スクールの騎手過程に入学、オーストラリアで騎手になったのです。
その後のことは僕も知らなかったのですが、騎手過程終了後は順調に勝ち星を積み重ねて、2000年から2001年までのシーズンでは、州西地区の最優秀新人騎手に選出されたそうです。2003年に4年間の見習い騎手期間を終えて本騎手(シニア)に昇格した彼は、2003年5月現在での通算成績1694戦151勝、2着149回と、なかなかなものです。
既に大井競馬場で行われた6月28日のオープン競走で、日本初勝利をあげたそうですが、日本で走る彼の姿、ご両親はきっと目を細めて喜んでいることでしょう。少しばかりは遠回りをしたものの、日本で走るチャンスを自分の力でつかみ取ったということでしょう。
さて少し日が過ぎて、今度はJRAのホームページからこんなインフォメーションが出されました(以下、JRAの公式HPより転載)。
「本会は、同一年において中央競馬のGI競走で同一馬に騎乗して2勝以上の成績を収めた外国の騎手が、その年のGI競走で当該馬に騎乗するための免許を申請した場合には、日本中央競馬会競馬施行規程第35条第1項ただし書に基づき、新たに臨時試験を行なうこととしたのでお知らせいたします。」
ご存知のとおり、2003年の牡馬クラッシックでネオユニヴァースは、ミルコ・デムーロ騎手を背に皐月賞とダービーの2冠を制していました。しかしデムーロ騎手はすでに3ヶ月間という短期免許の制限期間を使い切っており、秋以降は日本では乗れないという問題が起こっていました。ナリタブライアン以来の3冠馬が生まれようというのに、そのパートナーである騎手が、免許の問題で乗り替わりだなんてあんまりだ!と思っていた人も多いはずです。それが別途条項で救われる。デムーロ騎手のあの笑顔、いやよりいっそうの笑顔が見れるかもしれません。
なんだか僕らの夢がかなった気がしませんか?
もちろん2つとも、色々と複雑な問題が絡んでいます。賛否両論で、本来はおかしいという人もいるかもしれません。でもちょっと考えてみてください。僕らが本当に見たいものが何かということを。僕らは楽しい競馬が見たいんです。ワクワク・ドキドキするような競馬が見たいんです。
ルールを曲げる。それは少々難しいことかもしれません。でも新しいなにかが生まれるには、神様がちょっとだけ目を瞑ってくれるような、そんななにかがあってよいのではないでしょうか?
今年は競馬の神様が、随分と目を瞑ってくれているようです。だからもっともっと競馬が楽しくなる年になりそうです。願わくばその幸運が、ホッカイドウ競馬にも降り注ぎますように・・・
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